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労災職業病について

振動病とは

さく岩機、チェーンソー、刈払機など、振動の激しい機械を長時間使用することで起こる手指や前腕の血管障害・骨関節等の障害・中枢神経の障害等を振動病と言います。手や腕のしびれ、痛み、冷え、こわばり、筋肉痛、肩こり等がひどくなり、手や腕に力が入らない、手のひらに汗をかく、頭重・頭痛、眠れない、などの症状が出、重症になると洗顔や箸の使用ができなくなります。

じん肺とは

大量の粉じん吸入により肺の内部に粉じんが付着し、糸状の物で包み込まれ固くなり、肺の機能が破壊される進行性の病気で、離職後に発病するのが特徴です。現代医学でも治せない不治の病です。肺結核・肺がん等の合併症を併発させ、心臓まで悪くします。重症になると呼吸困難に陥り命を奪われます。セキやタンが出て、息苦しさ、息切れ、胸痛、めまい、動悸、脱力感等の自覚症状があります。

アスベストとは

天然の鉱物で多くの建設資材に使われてきました。 アスベストを吸い込むと肺の奥の細胞まで入り込み、そこに留まり、これが原因でガンや中皮腫などが発生、重大な健康障害を引き起こします。発症まで20年から30年以上という長い潜伏期間もアスベストによる病気の特徴です。

騒音性難聴とは

金属研磨、鋲打ち、圧延など著しい騒音(85デシベル以上)を発する職場に長時間(5年以上)仕事をしてきた事で発生する難聴のことで多くは耳鳴りを伴います。この難聴は治療しても治らないとして、労災保険では障害保障のみに限定しています。

振動病とは
じん肺とは
騒音性難聴とは
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